歯医者さんの縁の下の力持ち 歯科技工士のお仕事 | 大阪・兵庫の歯科医院・歯医者なら尼崎市・茨木市の翔己会グループ

歯科技工士という職業をご存知ですか？
歯科技工士とは、入れ歯や歯の被せものを作成したり、詰めものを作るための模型を作ったりする専門職のことです。
下の写真は、当院の歯科技工士たちの仕事場の様子です。

詰め物ってどんな風に作られているの？

詰めものを患者様のお口の中で作成することは困難であるため、間接的に作成するために、「作業用模型」というものを作成しています。
作業用模型をつくるにあたり必要になってくるのが、患者様のお口の中の型取りです。
型取りは、患者様にとって、気持ち悪くしんどいかと思いますが、詰めものをつくるにあたって、とても重要な工程のひとつになっています。

お口の作業模型を作る工程

1. 患者様のお口を型取りしたものに、石膏を流して模型を作ります。

2. 形を整えます。

3. 作業模型に加工しやすいように削ります。

4. 模型の裏にピンを取り付けるための穴を開けます。

5. 穴の周囲に回転防止のみぞをいれます。

6. 患者様の治療するところを効率的に作成できるように、ピンをとりつけます。

7. 完成！
この作業模型を利用して、歯の詰めものや被せもの、入れ歯などを作成していきます！

歯科技工士は、このように見えないところでとても大事な役割を担っており、日々患者様のお口の健康維持のために頑張っています！